アマゾンが選んだデトックスの10個の原則
次はネットの使い方に関して。
『佐藤
この章ではネットの使い方について
論じていきますが、まずは前提として
知っておいてほしい大原則が3つあります。
ひとつめは、よく言われることですが、
ネットの情報は玉石混淆で、
そこから「玉」だけを選ぶのはかなりの知識と
スキルが必要ということです。
池上
ネット情報は「速報性」に優れているし、
誰でも情報発信できるのは素晴らしい点ですが、
それだけに情報の真偽を見極めにくい。
個人のサイトやSNSの投稿の中には、
専門家が書いた優れものがある一方で、デマや思いつき、
偏見も多く見受けられますね。
佐藤
誰もが情報発信できるということは、裏を返すと、
新聞や雑誌がもつ「編集」と「校閲」という重要な
2つの昨日が欠如しているということです。
メディアには「編集権」があり、内容をチェックして
明らかにおかしい原稿は掲載しないという
「フィルター」機能もあるわけですが、
他者の目を通さない個人サイトでは、自己中心的な
意見や強い偏見を含んだ論説もそのまま載ってしまいます。
池上
それに「校閲機能」もないので、誤字脱字どころか、
明らかに事実関係を間違えている記事も
しばしば目にします。誰かが書いたことに対して
「裏をとる」こともなく、そのままツィッターや
フェイスブックなどで安易に拡散してしまう人も
少なくありません。
佐藤
ひとことで言うと、ネット空間は「ノイズ過多」なんですね。
いい加減な情報は「ノイズ」にしかすぎず、
ノイズ情報をいかに除去するかが、ネットから
「玉」の情報を得るポイントです。序章でも述べましたが、
新聞、雑誌、ネットを問わず、「何を読むか」だけでなく
「何を読まないか」も非常に重要な技法ですから。
池上
ネットはうまく使えば便利で有益なツールになる反面、
時間を浪費したりノイズ情報に惑わされる危険性もある
「諸刃の剣」ということですね。いろいろな情報が
無料でとれるのは事実で、そこには大きなメリットも
あるわけですが、うまく使いこなすのは思った以上に難しい。
佐藤
本当にそう思います。多くの人が誤解していますが、
じつはネットは「上級者」のメディアなんですね。
上手に活用すれば、マスメディアが報じない情報を
広く深くとることもできますが、活用するスキルをもたないと、
時間ばかりを浪費してしまう極めて効率に悪いツールに
しかならないわけです』
『佐藤
先程から話しているとおり、ネットにはたえず
「ネットサーフィンの誘惑」があり、インプットの効果を下げる
非常にやっかいな要因になっています。ついつい余計な
サイトを見て、時間を浪費してしまっている人は少なく
ないのではないでしょうか。
池上
相当数の人が誘惑に負けた経験があるんじゃないですかね。
かくいう私もそうです。だから私は、ネットのニュースで
気になることがあっても、それ以上は深入りしないように
自制しています。
佐藤
ネットサーフィンのよくない点は、時間の浪費に加えて、
そこで見た情報がほとんど記憶に残らないことですね。
池上
それは本当にそう思います。サーフィンというだけあって、
どんどん興味が移っていってしまい、深堀りに至らない。
佐藤
もうひとつの問題だと思うのは、最近多くの人がやっている
フェイスブックやツイッターなどのSNSです。
ネットサーフィンと同様、SNSも確実にインプットの時間を
蝕む存在です。
池上
私がいくらすすめられてもツイッターをやらないのは、
それが理由です。本を読む時間が減るのが怖くて。
将来的にはやる可能性がゼロとは言えませんが、
少なくとも現時点では、そんな時間があるなら
少しでもたくさん本を読んで、自分の中で咀嚼する
時間にあてたいですね。
佐藤
ネット空間では、コミュニケーションのあり方も
特殊ですからね。SNSもメールも
「即座に返信するほどいい」という風潮がありますが、
それもどうかと思いますよ。すぐに返事が必要な
緊急の用件なんて、全体の中のごく一部にしか
すぎません。雑談でも悪口でも、すぐに返そうとするから、
みんな気性が荒くなっている。私は、これから
エリート層のあいだでは、「ネット断ち」が流行ると
確信しています。
池上
「デジタル・デトックス」ですね。
たしかにいまの時代にインプットの時間を確保するには
あえて「ネット断ち」や「スマホ断ち」をする必要が
あるかもしれません。いまはパソコンでもスマホでも
ネットに常時接続している人がほとんどで、
メールやメッセージが届いたらすぐに通知が来る。
通知を見れば、すぐに返信したくなる気持ちもわかります。
でも、最初から見なければ気にならないし、
返事を焦ることもなくなりますから。』
この箇所を読んだ時、
ネットの使い方、ネットとの
付き合い方というものについて
考えさせられた。
その記事の重要度、
信憑性があるかないかの判断は、
自分でしなければならない。
見る目が磨かれるまでは、
慎重に閲覧しなければならないだろう。
また他に、
「デジタル・デトックス」という言葉が
出てきたが、
こうした時間・日を持つことは
確かに大切だろう。
ただ、俺のように
デジタル・デトックス・タイムが
長過ぎるのもな(笑)。
日々、本当に不便なところにいるなと
思っている。
『佐藤
「ネット断ち」と「酒断ち」の2つがポイントですね。
「ネット断ち」は前章でもお話したように、
完全にパソコンやタブレットを断って書斎にこもります。
幸い、猫を仕事部屋に入れるとキーボードの上に
ガバッと寝てくれるので、必然的にパソコンのキーが
押せなくなるんです。
池上
なるほど、佐藤家流の「ネット断ち」ですね。
もうひとつの「酒断ち」は?
佐藤
よく「外交官時代に一生飲んだから」と言うんですが、
50歳を過ぎてから残りの持ち時間を考えるようになった
というのが正直なところです。酒を飲んだら、
酔いがさめるまでのあいだに読書や仕事ができず、
それがもったいないと思うようになって。
極論をいえば、「酒を飲むのは人生の無駄だ」と
私は思っています。二日酔いなんて、
ただの中毒症状で言語道断ですし。
池上
私も、よく「どうしてそんなに本が読めるんですか?」
と聞かれますが、「下戸で酒が飲めないからです」
と答えると、大半の人は納得してくれます。
佐藤
酒飲みほど、自覚しているんだと思いますよ。
池上
人付き合いの点では飲めた方がいいとも思うんですよ。
私も記者時代には取材先で「オレの酒が飲めないのか」
と迫られ、つらい思いをしたものです。
佐藤
でも、いまはノンアルコールビールが普及したので、
酒席でも雰囲気を崩さずに参加しやすくなりましたね。
私も会食の場では、合間にノンアルコールビールを
よく飲みます。はずせない会食では、そういう方法も
あるでしょうね。
池上
もっとも「こいつは酒を飲まない」と認知されたら
誘われる機会も減ってきます。そのデメリットと、
読書時間をつくり出せるメリットを自分の中で
どう捉えるか。ただ、ある程度は浮世の義理を
欠かないと、本を読む時間がとれないのは事実だと
思います。』
「人生の残りの持ち時間を考えるようになった」
という言葉を読んだ時、
やはり皆ある程度年齢を重ねたら
そういったことを
考えるものなのかと思った。
俺自身、2、3年前くらいから
毎日そのことを念頭において
行動するようになった。
「ある程度は浮世の義理を欠かないと、
本を読む時間がとれない」
という言葉にも、
「確かになー」と
思わず頷いてしまった。
続く
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