キャリバーを買いたい人集まれー。
この秋冬は諸条件により、お休みは部屋で捻りハチマキ・ガリ勉状態なトモ・クルーズです。
だもんで、ここ一年探していた時計が『国産1本』、『舶来品で1本』合計2本ありまして…
先日、ようやく…
本当にようやく、お目当ての『国産1本』が手に入ったので…
ご紹介させていただきます!!
⬆︎ SEIKO (セイコー)セカンドダイバー :通称 『植村ダイバー』6105-8110 !!
言わずと知れたジャパニーズ・ウォッチ・ブランド『SEIKO(セイコー)』のビンテージ・ウォッチです。
購入までは兎に角色々と調べ倒したので、購入検討中の人が知りたい事はほぼ全て、この記事内にあるかと思います(笑)。
かくいう私の購入決定打は何と言うても『ストーリー』と『デザイン』…そして『プレミアム・イヤー』♫。
実はこの時計、色々と物語(ストーリー)を持っているのです。
物語①:『植村ダイバー』と呼ばれる。
昭和世代は皆その名を知っている、日本が誇る冒険家『植村直己(うえむら なおみ)』。
1960年~1980年代まで活躍。1984年マッキンリー登頂後に行方不明(そのまま推定死亡)になり、そのニュースを当時10歳前後だった私がこの目で見たのをハッキリと覚えております。
私の記憶に焼きついたのはボーイスカウト(下位のカブスカウト)をやっていたのも影響しているかと。
そんな植村さんが愛用していた事でも知られるのがセカンドダイバーの6105-8110モデル。
⬆︎ちらリズムしてますね(笑)。
有名エピソードとしては…『植村さんが1976年、北極圏12,000キロの犬ぞり旅中(なんと一年半)、私物のロレックスをしていたところ止まってしまい、取材に来た旧知の記者がしていた時計と交換して旅を続けて成功させた。
その時計こそがSEIKO・セカンドダイバー6105-8110(後期型)だったと言われてます。
実はもう一つ説がありまして…1970年エベレスト登頂でSEIKOを使用し、その性能に感激した植村氏が後々『セカンドダイバーの制作に携わった説』があります。
これらの話はとても有名で、セカンドダイバーと言うよりも『植村ダイバー』と言う名で知られ、日本では高値で取引されてます。
まぁ、『ココロに冒険を〜♪』忘れない男には グッとくるストーリーなワケです(笑)。
物語②:エディ・アイカウ モデルと呼ばれる。
伝説のサーファー:エディ・アイカウが使用していた(後期モデル)事でも有名で、海外では『Eddie Aikau model』としての方が有名だそうです。
ebay(海外のオークションサイト〈ヤフオクみたいなモノ〉)でも負け続けることも本当に多かったのも納得です。
球数は世界中結構出回ってますが、日本よりも海外で高評価を受けるSEIKO。海外では社外製品でカスタム(改造)されたり、リダン(文字盤書き直し)されたり、そもそも社外ダイアル交換して「フルオリジナル」と謳ったりで…滅茶滅茶な状況。
…もうですね、国を問わずSEIKOに魅了された人々がオタク化し、その知識をフル活用してチェックしまくる6105-8110。
その取引価格はなんと『15万~30万超え』のアイテムなのです。
ここで、少し蘊蓄をば…
セカンドダイバーは前期・中期・後期の三期に渡り作られまして、それぞれ裏蓋で見分けがつきます。
⬆︎『WATER PROOF』表記が前期モデル。品番が6105-8000でちなみにキャリバーは6105A。
(画像は全て私が作りましたヨ)
同じ『WATER PROOF』表記でも、品番6105-8110は次の中期に分類されます(1970〜71年に生産)。
⬆︎『WATER RESISTANT』表記が中期モデル。こちらも品番6105-8110で、キャリバーは6105Bへ。
⬆︎『半円空スペースのWATER RESISTANT表記』が後期モデル。こちらも品番6105-8110、キャリバーは6105B。
< p>
⬆︎今回の購入品に“本物のキャリバー6105B” が搭載されているか確認するため、裏蓋を開ける機械を買いました!
無事に6105B搭載♪ 当たり前ですが安心しましたよ〜(笑)。
話を戻して…
『植村ダイバー』を指すセカンドダイバーは8110なので、中期~後期をさします。
本物か見分けるのは①ケースの大きさ、②針とダイアルの形状と劣化の特徴、③ベゼル下の凹凸パーツ、④時計裏蓋表示形式、⑤キャリバーナンバー、⑥ハック機能の有無、⑦竜頭ロックとそのデザイン、⑧上記ナンバー関係。
ダイアルに関しては色々調べましたが、国内で通常使用された後期型ならば『そこまで劣化しない』との情報もあり、判断はとても難しい(笑)。
⬆︎ 出回っている社外品パーツを購入して分析。当該機装備品(ダイアル・針・ベゼル)と比べて明らかに違いがあったこと、ネットの画像比較と同等なことから、今回の購入品はフルオリジナルパーツ(もしかしたらダイアルだけ純正品の交換が行われているカモ)だと思われます。
これだけの理由で十分購入理由になるのですが、当該機の決め手は何か??
それはプレミアム・イヤー!
…って言ってもですね、当該機が製造されたのが『私の生まれ年197○』と同じであるという事、ただそれだけ(笑)。
『私と同い年』←ここに拘って探したので、ゲットまで滅茶滅茶時間がかかったのです。
(シリアルナンバーから製造年月が分かります)
それでも、ほぼ毎日ebay含めてチェックする日々を過ごすと女神は微笑むようでして。
奇跡のようなタイミングで同い年の植村ダイバーをゲットした次第です!!
⬆︎ ケースがデカイのは知ってましたが…『やっぱデカイ』。○○○○などデカフェイスの時計がなんせ似合わないワタシ(笑)。
(ケースサイズ : 約44㎜ 〜リューズ含まず〜)
私の周りでSEIKOに手を出している人がいないので実物を拝むことが出来ず。インスタやグーグルの写真をスクショしてガン見する日々。
購入は一か八かの勝負でしたが、手首の細い私が装着しても余り違和感がない!!
これはやっぱり秀逸な 左右非対称デザインと抜群の全体的にドーム型した立体感かと。にしても、無骨な見た目なのに、私の手首に馴染むなんて奇跡です♪。
兎に角、雰囲気抜群です!
ファーストダイバー、セカンドダイバー、サードダイバーまでがビンテージウォッチでは有名らしいですが、注目はやはりセカンドダイバーかと。
(サードは小栗旬がしているとかしてないとか)
購入までにはSEIKOの世界を知るべく、本『セイコーダイバーズウォッチ進化論』で学習したり(笑)。
この本はカタログ的なものではなく、オタク作者が調べ上げた論文のような本です。
機能に重点が置かれてるので私は余りピンと来ませんでしたが、時計屋さんならマストな一冊かと。
セイコー専門のビンテージウォッチ店とか都内でやったら、暫くはカナリ儲かりそうだなぁと。
原資があれば誰かにやらせて荒稼ぎしたい(笑)。
ああヤバイな…『セイコーの世界』にハマりつつあります。
マイ愛機となったセカンドダイバー。悩ましいのはオリジナル・ガラス風防にガッツリついたこの傷(写真は到着時)でした…
ネットで調べ倒したら、自助努力でなんとかなりまして!!!!
次回はジェンツブログの方で、驚きの自己メンテナンス方法をアップします!
(やってみてホント驚きました)
カジュアルにもバッチリ❤︎
私と同い年の「植村ダイバー」、息子に受け継ぐべく大切に使って行きます。
ヴォナ・ノッテ~!
▼楽天
価格:47 |
価格:222,480円 |
価格:75,600円 |
価格:178,000円 |
キャリバーの通販(お取り寄せ)特集、さらにネット限定商品等のトレンドアイテム勢ぞろいです
腕時計レベル1 始まりはグランドセイコー クォーツ
腕時計レベル2 スイス製時計を買ってしまう
腕時計レベル3 スイス製機械式時計を買ってしまう
腕時計レベル4 ダイバーズウォッチに目覚める
腕時計レベル5 中古のロレックスを質屋で買う
腕時計レベル6 スプリングドライブに手を出す
腕時計レベル7 コレクションケースを買う
腕時計レベル8 はずしの快感に目覚める
携帯だけの激安、キャリバーのお買い得情報などをお届け!
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腕時計レベル4 ダイバーズウォッチに目覚める
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腕時計レベル6 スプリングドライブに手を出す
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腕時計レベル8 はずしの快感に目覚める
キャリバーから学ぶ印象操作のテクニック
この秋冬は諸条件により、お休みは部屋で捻りハチマキ・ガリ勉状態なトモ・クルーズです。
だもんで、ここ一年探していた時計が『国産1本』、『舶来品で1本』合計2本ありまして…
先日、ようやく…
本当にようやく、お目当ての『国産1本』が手に入ったので…
ご紹介させていただきます!!
⬆︎ SEIKO (セイコー)セカンドダイバー :通称 『植村ダイバー』6105-8110 !!
言わずと知れたジャパニーズ・ウォッチ・ブランド『SEIKO(セイコー)』のビンテージ・ウォッチです。
購入までは兎に角色々と調べ倒したので、購入検討中の人が知りたい事はほぼ全て、この記事内にあるかと思います(笑)。
かくいう私の購入決定打は何と言うても『ストーリー』と『デザイン』…そして『プレミアム・イヤー』♫。
実はこの時計、色々と物語(ストーリー)を持っているのです。
物語①:『植村ダイバー』と呼ばれる。
昭和世代は皆その名を知っている、日本が誇る冒険家『植村直己(うえむら なおみ)』。
1960年~1980年代まで活躍。1984年マッキンリー登頂後に行方不明(そのまま推定死亡)になり、そのニュースを当時10歳前後だった私がこの目で見たのをハッキリと覚えております。
私の記憶に焼きついたのはボーイスカウト(下位のカブスカウト)をやっていたのも影響しているかと。
そんな植村さんが愛用していた事でも知られるのがセカンドダイバーの6105-8110モデル。
⬆︎ちらリズムしてますね(笑)。
有名エピソードとしては…『植村さんが1976年、北極圏12,000キロの犬ぞり旅中(なんと一年半)、私物のロレックスをしていたところ止まってしまい、取材に来た旧知の記者がしていた時計と交換して旅を続けて成功させた。
その時計こそがSEIKO・セカンドダイバー6105-8110(後期型)だったと言われてます。
実はもう一つ説がありまして…1970年エベレスト登頂でSEIKOを使用し、その性能に感激した植村氏が後々『セカンドダイバーの制作に携わった説』があります。
これらの話はとても有名で、セカンドダイバーと言うよりも『植村ダイバー』と言う名で知られ、日本では高値で取引されてます。
まぁ、『ココロに冒険を〜♪』忘れない男には グッとくるストーリーなワケです(笑)。
物語②:エディ・アイカウ モデルと呼ばれる。
伝説のサーファー:エディ・アイカウが使用していた(後期モデル)事でも有名で、海外では『Eddie Aikau model』としての方が有名だそうです。
ebay(海外のオークションサイト〈ヤフオクみたいなモノ〉)でも負け続けることも本当に多かったのも納得です。
球数は世界中結構出回ってますが、日本よりも海外で高評価を受けるSEIKO。海外では社外製品でカスタム(改造)されたり、リダン(文字盤書き直し)されたり、そもそも社外ダイアル交換して「フルオリジナル」と謳ったりで…滅茶滅茶な状況。
…もうですね、国を問わずSEIKOに魅了された人々がオタク化し、その知識をフル活用してチェックしまくる6105-8110。
その取引価格はなんと『15万~30万超え』のアイテムなのです。
ここで、少し蘊蓄をば…
セカンドダイバーは前期・中期・後期の三期に渡り作られまして、それぞれ裏蓋で見分けがつきます。
⬆︎『WATER PROOF』表記が前期モデル。品番が6105-8000でちなみにキャリバーは6105A。
(画像は全て私が作りましたヨ)
同じ『WATER PROOF』表記でも、品番6105-8110は次の中期に分類されます(1970〜71年に生産)。
⬆︎『WATER RESISTANT』表記が中期モデル。こちらも品番6105-8110で、キャリバーは6105Bへ。
⬆︎『半円空スペースのWATER RESISTANT表記』が後期モデル。こちらも品番6105-8110、キャリバーは6105B。
< p>
⬆︎今回の購入品に“本物のキャリバー6105B” が搭載されているか確認するため、裏蓋を開ける機械を買いました!
無事に6105B搭載♪ 当たり前ですが安心しましたよ〜(笑)。
話を戻して…
『植村ダイバー』を指すセカンドダイバーは8110なので、中期~後期をさします。
本物か見分けるのは①ケースの大きさ、②針とダイアルの形状と劣化の特徴、③ベゼル下の凹凸パーツ、④時計裏蓋表示形式、⑤キャリバーナンバー、⑥ハック機能の有無、⑦竜頭ロックとそのデザイン、⑧上記ナンバー関係。
ダイアルに関しては色々調べましたが、国内で通常使用された後期型ならば『そこまで劣化しない』との情報もあり、判断はとても難しい(笑)。
⬆︎ 出回っている社外品パーツを購入して分析。当該機装備品(ダイアル・針・ベゼル)と比べて明らかに違いがあったこと、ネットの画像比較と同等なことから、今回の購入品はフルオリジナルパーツ(もしかしたらダイアルだけ純正品の交換が行われているカモ)だと思われます。
これだけの理由で十分購入理由になるのですが、当該機の決め手は何か??
それはプレミアム・イヤー!
…って言ってもですね、当該機が製造されたのが『私の生まれ年197○』と同じであるという事、ただそれだけ(笑)。
『私と同い年』←ここに拘って探したので、ゲットまで滅茶滅茶時間がかかったのです。
(シリアルナンバーから製造年月が分かります)
それでも、ほぼ毎日ebay含めてチェックする日々を過ごすと女神は微笑むようでして。
奇跡のようなタイミングで同い年の植村ダイバーをゲットした次第です!!
⬆︎ ケースがデカイのは知ってましたが…『やっぱデカイ』。○○○○などデカフェイスの時計がなんせ似合わないワタシ(笑)。
(ケースサイズ : 約44㎜ 〜リューズ含まず〜)
私の周りでSEIKOに手を出している人がいないので実物を拝むことが出来ず。インスタやグーグルの写真をスクショしてガン見する日々。
購入は一か八かの勝負でしたが、手首の細い私が装着しても余り違和感がない!!
これはやっぱり秀逸な 左右非対称デザインと抜群の全体的にドーム型した立体感かと。にしても、無骨な見た目なのに、私の手首に馴染むなんて奇跡です♪。
兎に角、雰囲気抜群です!
ファーストダイバー、セカンドダイバー、サードダイバーまでがビンテージウォッチでは有名らしいですが、注目はやはりセカンドダイバーかと。
(サードは小栗旬がしているとかしてないとか)
購入までにはSEIKOの世界を知るべく、本『セイコーダイバーズウォッチ進化論』で学習したり(笑)。
この本はカタログ的なものではなく、オタク作者が調べ上げた論文のような本です。
機能に重点が置かれてるので私は余りピンと来ませんでしたが、時計屋さんならマストな一冊かと。
セイコー専門のビンテージウォッチ店とか都内でやったら、暫くはカナリ儲かりそうだなぁと。
原資があれば誰かにやらせて荒稼ぎしたい(笑)。
ああヤバイな…『セイコーの世界』にハマりつつあります。
マイ愛機となったセカンドダイバー。悩ましいのはオリジナル・ガラス風防にガッツリついたこの傷(写真は到着時)でした…
ネットで調べ倒したら、自助努力でなんとかなりまして!!!!
次回はジェンツブログの方で、驚きの自己メンテナンス方法をアップします!
(やってみてホント驚きました)
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私と同い年の「植村ダイバー」、息子に受け継ぐべく大切に使って行きます。
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ギルティやってても案外できるもんだなー。