Version あなたにカンケイあるテレビ。

なんと言っていいのか分かりませんが、やはり以前、としさんがニコ生でおっしゃっていたように、絵を描くことも、歌を歌うことも、全ては繋がっているんだと、思い知らされました。
よく、誰かが歌うカバー曲に対して「原曲を越えた」「原曲には叶わない」などの感想を耳にすることがありますが、としさんのカバー曲は完全にひとつの新しい曲として完成されているのか、原曲と比べるという発想にも至らないです。全くの別の歌に聴こえます。それぞれが別の歌、比べようにないです。それなのにそれと同時に、元の楽曲に対する深いリスペクトを感じてしまうのは、いったいどういうことなんでしょう。とても素晴らしいです。
IM A SINGER VOL.2、私が一番楽しみにしていたのは、としさんが作詞と作曲を手掛けた「マスカレイド」と「CRYSTAL MEMORIES」の2つの曲(セルフカバー)だったのですが、やっぱり全ての曲を聴いたうえで、この2曲が特に輝いていると私は思いました。Fantasy on Ice version とのことで、オデストの「CRYSTAL MEMORIES」とも違う、MASKMENの「マスカレイド」とも違う、羽生さんとのコラボによってまた新しい2つの曲が生まれてきたような、そんな感覚です。
アルバムの曲の最後が「CRYSTAL MEMORIES」というのは、としさんの想いそのものですね。

I WILL BE WITH YOU

素敵なアルバム、ありがとうございます！
12月発売のCD＆DVDも楽しみです。