平井でさらにお得に
チャンネル
そろそろ平井について一言いっとくか
昨日も書いたとおり現在(ホテル雅叙園東京内)は、企画展をキャンセルして展示物なしで公開中。
そのおかげで瓢箪から駒というか、怪我の功名というべきか、建物内部そのもののすばらしさを実感できます。
各部屋は名だたる画家・絵師によって装飾され、なかには担当した画家の名前が冠されているものもあります。
たとえばこれ。
私の好きな鏑木清方が担当した「清方の間」です。
こちらは2部屋が繋がっていて、控えの間の欄間には目黒ゆかりの絵「目黒名所風景図」が描かれ、次の間には美人画が描かれています。
控えの間のなかでひときわ目を引くのは、いなせな白井権八の絵ではないでしょうか。
白井は実の名を平井権八といい、実在の江戸期の武士で、生活に窮して強盗・殺人(辻斬)を働き、遂には処刑されます。
歌舞伎などの題材にもなっておりご存じの方も多いでしょう。
WIKIにもしっかり掲載されています。
足元に咲くあやめは、後追い自殺をした恋仲の遊女・小柴を表していると知りました。
目黒名所風景図になぜ白井権八が描かれたのか?
それは彼が目黒ゆかりの人物だから。
権八が自首する前に身を隠した場所は、目黒不動尊そばの東昌寺でした。
さらに小柴が彼の後を追って自害したのがやはりその寺であったと聞きます。
東昌寺にはそのふたりをしのぶ”めおと塚”、いわゆる”比翼塚”が作られます。
その後廃寺になったため、塚は目黒不動尊に移転。
いまも目にすることができるんです。
白井権八・小柴の名もしっかり。
碑のうえだけでなく、浮世絵や文芸関連の題材にもなっている17世紀の強盗・権八。
単なる悪党であっただけでなく、人を惹きつけるものを持っていたのでは、と想像が膨らみます。
2人の死後約200年後に活躍した絵師・鏑木清方も、権八を洒脱な色男として表現しています。
さて、この権八の絵のお隣の渋い絵ですが、目黒名所風景図 行人坂と題されています。
雅叙園の前にあるあの急坂のこと。
よく見ると右側にはタケノコの図。
なんでもタケノコって目黒の特産品とされていた、、、と解説が教えてくれました。
解説を聞かなければ100%見逃しているポイントだなぁ。
この部屋はまた、天井も魅力的です。
その話はまた後日。
平井をおうちまでお届け
チャンネル
平井 豊かな心で未来をひらく
チャンネル
平井 関連ツイート
#生配信ライブイエー
平井さん声量が大きくてすごい 歌が上手い
#生配信ライブイエー
#平井大